モバイルユニットの特徴

モバイルユニットとは、

当協会の提供部品を利用して製作された構造物の事です。

ここでは、「提供部品」の紹介と「利用方法」を紹介します。

<提供部品>

・トレーラー車台(サイズに合わせてオーダーメイドで製作・提供可能)

・ロック部品(木製ハウス用、ユニットハウス用、コンテナハウス用)

・木材接合金具(木製ハウス製作時に使用)

・固定ジャッキ(設置時に使用)

・脱着用ジャッキ(トレーラーとハウス着脱時に使用)

※提供部品のページで詳しく説明しています。



<モバイルユニットの利用方法>

(1)トレーラーハウス

(2)移設できる建築物

(3)将来トレーラーハウス化

以下詳しく説明します。

(1)トレーラーハウス

トレーラーハウスとは、トレーラーの上にハウスを積載した駆動装置を備えない車両です。

主に別荘(住居)、事務所、店舗、ホテルなどに使用されています。

固定資産税不要や建築確認申請不要などのメリットがあります。建物が建てれない市街化調整区域に設置するケースもあります。

 

尚当協会では、誰でもトレーラーハウス製作が可能になるように、専用トレーラーや部品を提供しています。

(開発経緯)

 今まで、トレーラーハウス会社など専門的知識がないと、車検取得したトレーラーハウスを登録・完成できませんでした。そこで当協会は、専用トレーラーと部品を開発しました。提供部品を利用することで、だれでもトレーラーハウスを完成する事ができるようにしました。

 

(補足説明)

トレーラーハウスの一般的な製作方法は、トレーラーハウス会社が自社生産でハウスとトレーラーを固定する、「一体式」です。「一体式」での車検登録は、専門的知識が必要の為、トレーラーハウス会社以外では難しい現状がありました。そこで当協会は、ハウス製作できる事業者であれば、車検登録したトレーラーハウスを完成できる様、「脱着式」トレーラーを開発しました。トレーラーは積載トレーラーで登録しますので、ハウスは積載物となります。積載物としての条件に、ハウスとトレーラーを工具利用なしで着脱できる構造にしなければいけない点も、専用部品の開発でクリアーしています。脱着式トレーラーは、木製ハウス、コンテナハウス、ユニットハウスなど幅広い積載に対応しています。

 

・モバイルユニット普及協会推奨トレーラー規格

車両車幅  2.5m以下

車両全長  7m以下

車両全高  3.8m以下

車両総重量 3.5トン以下

車検取得タイプ(保安基準第2条の制限内)

 (補足)

現在、車両全長の製作可能サイズはご自身で牽引が現実的な7m以下になります。 牽引部分が約1mありますので積載するハウスの荷台全長は6m弱です。

車両全高はトレーラーの上にハウスを積載した状態で、地上からの高さを3.8m以下にする必要があります。

(2)移設できる建築物

移設できる建築物とは、移設することを前提とした仕様で製作する建築物です。

ハウス下に提供部品を取り付ける事で、土地側と簡単にロック・解除する構造になります。移設には、クレーン吊りやジャッキアップによるトラックへの積載・運搬で行います。別の場所へ移設が決まっている期間限定使用の場合に役に立ちます。

(3)将来トレーラーハウス化

将来トレーラーハウス化とは、通常は建築物として使用し、将来トレーラーハウス化も視野に入れて製作された建築物です。(2)の移設できる建築物との違いは、トレーラーハウス化も兼ねている所です。製作方法は、移設できる建築物同様、ハウス下に提供部品の取り付けとなります。土地側とはロック・解除する構造で接続します。トレーラーハウスとして、専用トレーラーに積載できるハウスサイズ・重量での製作が必要となります。