当協会のトレーラー及びトレーラーハウスの設置&水平レベル調整手順を紹介します。
【設置時】
(1)牽引車やトレーラームーバーなどを利用し、トレーラーハウスを所定の正位置に移動させます。
※なるべく平坦で高低差のない場所とし、設置後も後から搬出できるような場所、位置として下さい。
駐車ブレーキチェーンのフックをホイールの穴に引っ掛けます。(図1)
(2)Aフレームジャッキのタイヤを外し、Aフレームジャッキ先端と地面の間にコンクリート平板、コンクリートブロック、木材柱材などを設置します。
(3)Aフレームジャッキのハンドルを手で回してトレーラー前側が下がる様にします。
トレーラーの後方が上がります。
(4)トレーラー後方の左右2ヶ所の固定台を配置します(まだボルトで挟み込みません)
※地面が土で水はけの悪い場合や高低差があり、固定台設置場所に水がたまる場合には固定台の下にコンクリート平板を置いて下さい。
(5)Aフレームジャッキを回してトレーラー前方を上げていきます。
※Aフレームジャッキの耐荷重は2000LBS(908kg)です。ハウスが搭載状態ではAフレームジャッキは使用せず、油圧ジャッキ、ガレージジャッキ等耐荷重の大きい物を使用下さい。
水平器などを使用しジャッキを水平に近い状態に上げた時、タイヤが地面から少し離れる状態となるよう(4)からの操作を繰り返します。
(6)後方2ヶ所、前方2ヶ所を設置し、残りの中間部の固定台を均等に配置していきます。
(固定台の個数はトレーラーのサイズにより4ヶから8ヶとなります。 図2)
(7)水平器等を使用し前後左右のレベルを油圧ジャッキ、ガレージジャッキ等で調整していきます。
(8)付属の挟み込みボルトを使用し、トレーラーシャーシと固定台をはさみ込んでいきます。(図3)
(9)設置、水平レベル調整完了
※地面が土や砂利の場合、設置時に水平が出ていても、数ヶ月後にトレーラーハウスの重量が掛かり地面が締まってレベルが狂ってくる場合もありますので必ず再点検を行って下さい。
【搬出時】
(1)付属の挟み込みボルトを外し、油圧ジャッキ、ガレージジャッキ等を荷台前方にかけてトレーラー前側を持ち上げます。
(2)タイヤより前側の固定台(コンクリート平板)をトレーラー移動の邪魔にならない位置に移します。
(3)油圧ジャッキ、ガレージジャッキ等を下げていき、タイヤ後方の固定台(コンクリート平板)を移動
させます。
(4)以降は牽引車とトレーラーの連結手順をご覧下さい。
トレーラーハウスのジャッキによる設置&水平レベル調整は、周囲の安全を確認し知識を持ち合わせた専用事業者が行うようにします。